Munetsugu Hall

19世紀の人々の「バッハ像」を感じて

J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
シューマンによるピアノ伴奏付き(全曲)

桐山建志&小倉貴久子
デュオリサイタル

桐山建志&小倉貴久子デュオリサイタル

Takeshi Kiriyama, Violin
Kikuko Ogura, Piano

J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
[シューマンによるピアノ伴奏付き]全曲演奏会

ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
*2曲毎に休憩、終演予定20:50頃を予定


2018年10月20日(土)
[指定席]18:00開演 17:30開場

宗次ホール

一般4,000円 学生2,400円
チャリティーシート4,400円 ハーフ60 2,400円


【チケットのお求めは】
宗次ホールチケットセンター TEL : 052(265)1718
「学生」「ハーフ60」「チャリティーシート」のチケットは、宗次ホールチケットセンターのみで取扱いとなります。
「学生券」=小学生以上25才以下の学生が対象。「ハーフ60」=後半のみの当日券。事前予約受付不可。
営業時間:10:00〜16:00
*13:45以降に開演の公演がある場合は18:00まで営業 年中無休(年末年始、施設メンテナンス日を除く)

栄プレチケ92 TEL : 052(953)0777
チケットぴあ TEL : 0570(02)9999
芸文P.G. TEL : 052(972)0430
名鉄ホールチケットセンター TEL : 052(561)7755

*やむをえず、曲目などに変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。
*未就学児のご入場は、ご遠慮ください。

19世紀の人々の「バッハ像」を感じて  桐山 建志

バロック時代の作品には、強弱記号や表情記号、演奏に必要な指使いなどが全く若しくはほとんど書かれていません。19世紀の人たちは、バロック時代の楽譜そのままでは不完全で、演奏用の楽譜としてそれらを補う必要があると考えていたようです。同じように、バッハの無伴奏ヴァイオリン曲も、何かを補う必要があるものとして、ピアノ伴奏を付け加えた例がいくつかあります。メンデルスゾーンもパルティータ第2番の「シャコンヌ」とパルティータ第3番の「プレリュード」にピアノ伴奏を付けました。そして、シューマンは無伴奏ヴァイオリン全6曲ともピアノ伴奏を補いました。

ヒンデミット以降、いわゆる古楽の復興、研究が進み、今ではバッハの無伴奏ヴァイオリン曲は何も補う必要のない完結した作品とされていますが、19世紀はそういう時代ではありませんでした。シューマンのピアノ伴奏譜を見ると、時々現代の我々が感じている和声とは異なる音が書かれていたり、強弱の指示も無伴奏で演奏するときと解釈を、場合によってはテンポ設定も変えなければならないと思います。

シューマンのピアノ伴奏譜と素直に向き合うことで、シューマンの、さらには19世紀の人たちのバッハのイメージというものが見えてくるのではないかと思います。それは、バッハのオリジナルとは違うものかもしれませんが、メンデルスゾーンのマタイ受難曲復活演奏もそうですが、当時の人たちに受け入れられるように編曲して演奏されたことによって、もしかしたら埋もれて忘れ去られてしまったかもしれない数々のバッハ作品が、現代に引き継がれてきました。19世紀のバッハ像を感じ取ることによって、今後のバッハ演奏にさらに奥行きが生まれる可能性を信じて、この全曲演奏に取り組みます。

桐山建志

桐山 建志 Takeshi Kiriyama

 3歳より才能教育でヴァイオリンを始める。東京藝術大学を経て同大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年第12回古楽コンクール「山梨」第1位、第10回栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。1999年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。2005年古楽コンクール〈山梨〉の審査員を務める。
 レコード芸術特選盤「シャコンヌ」(CAIL-728)を皮切りに、多数のCDを主にコジマ録音ALM RECORDSよりリリース。シリーズCD「ヴァイオリン音楽の領域」などでも高い評価を得る。チェンバロの大塚直哉と共にデュオ・ユニット「大江戸バロック」を主宰。CD「コレッリのヴァイオリン・ソナタ全曲」はレコード芸術誌にて特選盤となる。
 2009年、ベーレンライター社より星野宏美氏との共同校訂による「メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ全集」の楽譜を出版。「松本バッハ祝祭アンサンブル」コンサートマスター、「エルデーディ弦楽四重奏団」ヴィオラ奏者。愛知県立芸術大学教授、フェルス女学院大学非常勤講師。

宗次ホール Munetsugu Hall
名古屋市中区栄4-5-14 〒460-0008
TEL : 052(265)1715 FAX : 052(265)1716
E-mail info@munetsuguhall.com
URL WWW.munetsuguhall.com


[当日使用楽器]
1916年製ベヒシュタインB型
楽器提供:冨田ピアノ


*当ページの情報は演奏会チラシより全文を転載したものです。
メヌエット・デア・フリューゲルではチケットの取り扱い、お問合せ等には応じておりません。

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