浜松市楽器博物館 コレクションシリーズ54 クラヴィーアの国「ウィーン」モーツァルト&フンメル

CDクラヴィーアの国「ウィーン」フォルテピアノ:小倉貴久子、ヴァイオリン、ヴィオラ:若松夏美、ヴィオラ:森田芳子、チェロ:武澤秀平、コントラバス:小室昌広、フルート:菊池かなえ、オーボエ:三宮正満、ホルン:塚田 聡

収録曲:
[DISC1]
W.A.モーツァルト (1756-1791):クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 KV526、クラヴィーアソナタ ニ長調 KV576、クラヴィーアとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための四重奏曲 ト短調 KV478
[DISC2]
J.N.フンメル(1778-1837):クラヴィーアソナタ ヘ短調 作品20、ヴァイオリンとクラヴィーアのためのソナタ ニ長調 作品50、フルートとオーボエ、ホルン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラヴィーアのための《大七重奏曲》 ニ短調 作品74

使用フォルテピアノ:[DISC1] アントン・ワルター ウィーン 1795年モデル(クリス・マーネ製作 ベルギー 1995年)はね上げ式 62鍵
[DISC2] ワルター&サン 1808-10年 ウィーン はね上げ式 73鍵

録音:2014年9月、10月 アクトシティ浜松音楽工房ホール 発売:2015年11月
企画・制作:浜松市楽器博物館
録音・製作:コジマ録音
解説:平野 昭、筒井はる香
対談:小倉貴久子、野々下由香里、嶋和彦

LMCD-2041, 2042(2枚組) 3,132円(税込価格)

このディスクは〈朝日新聞〉for your Collectionと、〈読売新聞〉サンウズBOXで推薦盤として紹介されました。〈ぶらあぼ〉のNew Release Selectionのコーナーで、また〈音楽現代〉で注目盤として取り上げられました。〈レコード芸術〉準特選盤。

「帝室・王室宮廷のオルガン製作家および楽器製作家」の称号を持つ最高のピアノ製作家A.ワルター(1752~1826)。1795年モデルと1810年オリジナルとで奏でる響きは、軽やかで華やか、気品高く豊かである。

古典派の時代にウィーンの作曲家たちに愛用されたワルター製作のフォルテピアノを用い、名手・小倉貴久子がモーツァルトとフンメルのソナタなどを味わい深い音色で流麗に演奏。弦楽器と管楽器を加えた室内楽曲も収録され充実した内容。(読売新聞2015年11月19日夕刊 サウンズBOX)

ワルター社製のフォルテピアノ2台を、製作年代に合わせてモーツァルトとフンメルの作品で弾き比べる。微妙な音色と表現の違いが実に面白い。時代の推移が楽しめて興味は尽きない。(朝日新聞2015年11月12日夕刊 for your collection 金澤正剛氏)

フォルテピアノの紹介と啓蒙に力を注ぐ名手が、1795年モデルによるレプリカと1810年頃に製作されたオリジナル、浜松市楽器博物館に所蔵された、ウィーンの名匠アントン・ヴァルターによる2つの楽器を弾き分けたアルバム。前者ではモーツァルト、後者では彼の弟子フンメルの作品を取り上げ、わずか10年余という時間が、単に音域の拡大だけでなく、ピアノの音色へ劇的な変化をもたらしたことを教えてくれる。楽器ごとの美点を巧みに引き出す小倉に加え、ヴァイオリンの若松ら共演陣のしなやかな音色も魅力的。興味本位の「聴き比べ」にとどまらず、音楽的な愉悦も存分に味わえる。(ぶらあぼ2015年12月号 寺西肇氏)

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CD クラヴィーアの国“ウィーン”
よりCD2, Track No.10 フルートとオーボエ、ホルン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラヴィーアのための《大七重奏曲》より第4楽章

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